ボーカルマイク比較

ボーカル用マイクの中でもAKG D7AUDIX OM3/6SENNHEISER e945SHURE KMS8B、この5つをマイクを性能や評価、使用した感想などを交えて比較し行こうと思います。

サウンドハウス

AKG D7SHURE KSM8は入力感度が高く、声が埋もれてしまうような場面でもしっかりと録れます。SENNHEISER e945もそこそこ高く埋もれてしまうようなことはありません。AUDIX OM3やAUDIX OM6は、ある程度声量がある場合や他楽器が少ない場合と相性が良いですが、今まで使用してきて、声が埋もれてしまって使えなかったという印象はありません。AUDIX OM3AUDIX OM6は持ち手が細く感じます。重量に関しては全体的にちょうどいい感じです。

低域は、AKG D7AUDIX OM3AUDIX OM6が豊かな印象で、SENNHEISER e945SHURE KSM8はスッキリとした印象です。中域はAKG D7が芯があり輪郭がはっきりとした印象で、AUDIX OM3AUDIX OM6SENNHEISER e945SHURE KSM8がスッキリとし、クリアな印象です。高域はどのモデルも抜けが良く、自然で艶のある印象です。AKG D7AUDIX OM6SHURE KSM8はコンデンサーマイクロホンのような繊細な音質で、源生音を忠実に再現する音質です。

AKG D7は、ジャズや落ち着いた雰囲気の時に使用しています。AUDIX OM3は、オールラウンドに使用していて、特に要望などがなければこれを使用しています。AUDIX OM6は、女性ボーカル時にはほとんど使用しています。男性でも使用しますが、女性がほとんどです。SENNHEISER e945は、高域を多用される方や、指定されたときに使用しています。SHURE KSM8は、男性の方が使用率が高めです。声が埋もれてしまう場合も使用しています。それぞれに特徴があり、どれもいいマイクなので、何本か試してみて、その場の雰囲気や歌い方、ボーカルの方がしっくりくるものを使用して頂いております。このほかにも、AKG D5AUDIX OM5SENNHEISER e835などがあり、その方に合わせて使用させて頂いております。